9月の連休、天気は中日だけ晴れで前後は雨か曇りの予報だった。
初日、立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ室堂に降りた時は雨だった。
合羽を着て立山雄山を目指して歩く。
久しぶりの大型ザックはなかなかに足にクル。
一の越まで登るといつの間にか雨は上がり、室堂を振り返るとそこには絶景が広がっていた。
一の越から雄山へ。
あと少し登れば立山最高峰の雄山山頂だ。
標高3015mの山頂には神社があり、シーズン中は神主が御祈祷を上げてくれる。
鳥居の手前には社務所があり、ここで山バッジを買い、御朱印を貰う。
観光客もここまでは普段着で登っている。
ここから先は登山者だけが通行を許される天上道となる。
砂礫の尾根を行く。
遠く雲の向こうに剱岳が見える。
剱岳がだんだん近くなってきた。
今日は谷間のテン場で一泊し、明日は正面に構える剱岳へ登る。
空には明日の無事を祈ってか十字架が浮かんでいた。