私がQueenを知ったのは高校一年の頃。
洋楽に興味を持ち出してレコード屋さんでどれを聞こうかジャケットのデザインで決めていた。(洋楽と言えばビートルズとプレスリーぐらいしか名前は知らなかった)
当時Queen史上最低のアルバムと揶揄されていた「The Works」のジャケ写は髭を生やしたマッチョなおっさんを中心に他おっさん3人が写っているのにバンド名は「Queen」。
当時純情な私にはそのアルバムを選ぶには十分すぎるインパクトだった。
そして帰宅しラジカセ(我が家は貧乏でオーディオというものが無かったが、なんとかラジカセ(お洒落なテレコU4)だけはあった)で聞くと一瞬にして魅了されてしまった。
ちなみにそのアルバムと同時に買ったのはTOTO「聖なる剣」とELO「シークレットメッセージ」。
便器のメーカーとエロかぁ。
って、男子高校生の頭の中はそんなもんです。
今みたいに視聴なんてものも田舎には当時は無かったし。(その数年後、CDが普及してくるとできるようになったと思う)
それからはラジオから流れてくるwordの中にQueenの名を聞くと特別気にするようになった。
「Somebody to love」「bohemian rhapsody」で虜になり
「Te wo toriatte」で感激していた。(イギリスの、しかも世界的なバンドが日本語歌詞で歌ってる!?)
そして迎えた1985年7月13日。
夜中に一人、私は茶の間のテレビの前で「レ~ロ!」と叫び悶絶していた。
そしてあれから月日は経ち、亡きフレディに変わってアダムをボーカルに据えたADL&Qを武道館まで見に行ってから更に二年。
とうとうこの日がやってきました。
私は早速公開日の仕事終わりに観に行ってきました。
館内は・・・
ガラガラでした。
第三次Queenブームと巷では言われているようですが。
映画館は初日にも拘らずガラッガラ。(哀)
明日はフレディの命日。
全国で応援上映なる踊ってOK、歌ってOKな爆音上映会があるらしいですけど。
今日の予約状況を見ても、半分も埋まっていない。
どこがブーム?
明日は行けないけど明後日はスクリーンXとかいうワイドなスクリーンでの特別ver.を見てきます。
先ほど予約しましたが、余裕でど真ん中取れました!(嬉哀)