CP+に合わせて東京へ行ってきました。
3月2日(土)は朝9時半にアウトレットに並び、開場と同時に黒山の人だかりのTOSHIBAブースを横目にこれまた人垣に埋もれているKenkoブースに分け入って何気なく手に取ったKenko C-PL 82mm(ZETA-Quint)の値札を見て悶絶。
5000円ってマジなんですか?
「これください」
とブースのおじさんに手渡すとおじさんも二度見でちょっと間が開く。
「これはお買い得だよ!!」
と言って5000円受け取って品物をくれた。
その後アウトレットブース、中古ブース一周回ってまたKenkoのブースへ行ったら5個あったZeta-Quint 82mmは全て売り切れだった。(そりゃそーだわな)
マンフロットのブースではBe-freeのカーボンが2万円、アルミが1万円で飛ぶように売れていた。(私が行った時にはカーボンはすでに売り切れでアルミが数本だけ売れ残っていた)
カーボンがあったら買っていたのに・・・。
まずはニコンであれやこれや触りまくり。
そしてリコーブースでGRⅢを触ってきた。
発売と同時に予約をした身としてはどうしても実機に触ってみたかったんだよね。
駄目なら解約しようと思っていたけど、手にする日が待ち遠しくなった。
この日は天気も良くて、外に出て写真を撮った。
午後から歩き回って疲れていたせいかなぜかフィルムを入れたことを忘れてM4の下蓋を開けてびっくり。
そっと締めたけどそれまでに撮った10枚ぐらいは駄目だろうな。
良いのが撮れたと思っていたので再度撮りなおしにその場へ行ったけど光線の具合、人の流れ等全然違っていてダメだった。
翌4日の日曜日は前日回れなかったタムロンとか他面白そうなトークショーに期待して行ってきた。
タムロンの150-600G2を一度触りたかったんだけど人気が高いのか運が無いのか大体誰かが触っている。
空いてても私が近付くと横からサッと取られてしまったり。
結局カタログを貰っただけ。
adobeのLrのトークショーは興味があったんで聞いてみたけどいつもやっているような基礎的な事しか言っていないので拍子抜けだった。
グルっと回ってタムロンへ戻るとハービー山口さんが登壇していた。
結局最初から最後まで聞いたけど私が聴いたトークショーの中ではこれとテラウチマサトさんのが良かった。
これまでもどこかで聞いた・見たことのあるエピソードを話していたけど、本人の口から直接聞いたのはこれが初めて。
あのクラッシュのジョー・ストラマーとの一件。
ジョー・ストラマーはいろんな名言を残しているけど「撮りたいと思ったのなら臆せず撮れよ。それがパンクだ。」ってロンドンの地下鉄でハービーさんに言ったのは有名な話。
他にも「月に手を伸ばせ。たとえ届かなくてもな。」ってのは私の好きな言葉。
ハービーさんのトークショーを聴いてなんだかストリートスナップを撮ることへの罪悪感とか臆する気持ちとか少し軽くなった気がする。
テラウチマサトさんが4月に出す「ゴッホの国の笑顔の人たち」という写真集は是非見てみたい。
日曜も午後になるとほとほと疲れてしまって、市原隼人さんがCANONのステージで何か話しているのを横目で確認してから退場した。
立木義弘&市原隼人トークショーでは物凄い人垣で、その背後から写真を撮ろうとしている人が悉く係員から注意されていたけどあれだけ撮影禁止と言われているのに撮ろうとするそのマナーの悪さって何なんだろうって不思議に思う。
ちなみに↑のハービーさんの画像は著作権フリーだそうです。w
本人がおっしゃっていました。(作品はどうなんだろう?関係者からクレームがあったら消します)
会場を出た後はこの旅のもう一つの目的、岡上叔子の展覧会。
庭園美術館は初めて来たけどフォトジェニックな風景があったり写欲を掻き立てられる場所でした。
晴れていれば・・・もう少し元気があれば・・・(かなりヘトヘトになっていた)
作品は初めて見たけど、以前から興味のあったこともありとても満足でした。
新宿発の高速バスは23:25発。
普通のおっさんならひとりゴールデン街や思い出横丁なんかで時間を潰すんだろうけど、このブログを書いているおっさんはあまり酒が好きじゃない。
人と飲むとそれなりに飲むけど一人だと350の缶ビール一杯で酒を美味いと思わなくなる。
典型的な雰囲気で酒を飲む人だったりする。
そんなわけで余った時間で映画(アリータIMAX3D)を見て帰ってきました。
そしてもう二度と高速バスで旅行はしまいと心に誓いました。
3人掛けのゆったりシートでも全身の疲れはハンパなかったです。
これを書いている今でも膝の裏が痛かったり腰が痛かったりボロボロです。